「朝起きると身体が痛い」、「睡眠時間は十分なのに疲れが取れない」、寝ている途中に何度も目が覚めるなど、このような経験はありませんか。
それらを改善するために、高機能マットレスで改善できるかもしれませんよ。
マットレスにこだわったことがない、とりあえず眠れるからまぁいいや、という方も多いのではないでしょうか?
けれど、もし同じ睡眠時間で、朝スッキリ起きれたり、その日の体調や仕事能率が良いものになったら、少し嬉しかったり、気分は上がりませんか。
高機能マットレスは、それらを寝ている間にサポートしてくれるのです。
この記事では、現在NELLマットレスを使用している筆者が、『NELLマットレス』と『コアラマットレス』について比較していきます。
まず、そもそも睡眠の質を高めるのに必要なこととは、どんなことなのでしょうか?
「寝返りを打つ」「体圧を分散させる」「通気性を保つ」
この3つが睡眠をより良いものにするために、効果的であると考えられています。
では、具体的にはどういったことなのかを詳しく説明します。
目次
【睡眠の質を高めるのに大事な3つのこと】
1.「寝返りを打つ」こと
人は睡眠中に20回以上寝返りをするそうです。何らかの理由で寝返りが打てないと、同じ姿勢を取り続けるので、身体の一部に負荷がかかります。すると、血流が悪くなり、腰痛・肩こり・寝違え・途中で目が覚める・疲れが取れないなどの 原因に繋がります。
柔らかいマットレスは身体が沈んでしまい、寝返りが打てません。また、硬いマットレスだと身体に負荷がかかり必要以上に寝返りを打ってしまい、かえって疲れてしまいます。
2.「体圧を分散させる」こと
寝ている時に身体の一部分に負担がかかっていることがあります。例えば、腰が沈んだ状態で眠っていると、朝起きた時に腰が痛かったりする場合です。
もちろん個人の寝姿勢によって、負担のかかる部分は異なりますが、それらをマットレスがサポートし負担を軽くしてくれます。体圧分散が高いと、血流の滞りを軽減してくれるので、腰痛・肩こり対策にもなります。
3.「通気性を保つ」こと
気持ちよく眠るためには、入眠時の深部体温(体の内部の温度)の調整力が欠かせません。
そのため、寝ている時に熱がこもってしまうと暑くて寝苦しいです。また、寝汗はカビやダニを繁殖させてしまう要因の一つにもなります。
それでは、『NELLマットレス』と『コアラマットレス』の主な機能的特徴を踏まえながら、上記3点の「寝返りを打つ」「体圧を分散させる」「通気性を保つ」について、各マットレスがどうアプローチしているか見ていきましょう。
『NELLマットレス』の機能的な特徴
1. 腰部分が硬めになっているセンターハード構造で寝返りをサポート
寝返りを打つことが睡眠の質を高めるのに大事と書きましたが、寝返りを自分で意識して打つことは難しいです。
NELLマットレスは、マットレスの中央(腰部分)が硬めになっているセンターハード構造を取り入れています。寝返りは腰から打つことがわかっているそうで、腰部分に固めのポケットコイルを配置してあります。背中と腰部分の反発力を高めることで、自然な寝返りを手助けしてくれるのです。
2. 高級マットレスの2倍のポケットコイルが、体圧分散してくれる
ポケットコイルの数が多いほど、支えるものが増えるので体の圧力を分散できます。
NELLマットレスのダブルサイズでは1734個のポケットコイルが使用されており、これは5つ星ホテルで使用されているマットレスの2倍以上だとか。
3. 薄いウレタンと不織布を交互に重ねることで、通気性を維持
星ホテルで使用されているマットレスの2倍以上だとか。
ウレタン素材自体は、もともと通気性が低いものです。それを補うために薄いウレタンを使用し、通気性を高めています。その上、ポケットコイルは空洞部分が多いので、かなり通気性は良いようです。
4. 日本産の高機能な素材を使用
日本産の防ダニ・抗菌・防臭機能を備えた素材を使用しています。国産だと安心という方も多いのではないでしょうか。
『コアラマットレス』の機能的な特徴
1・センターハード構造、ウレタンの3層構造で寝返り・寝姿勢をサポート
コアラマットレスでも、マットレスの中央(腰部分)が硬めになっているセンターハード構造を取り入れています。
こちらは、コイルではなくウレタンを使用しています。低反発と高反発ウレタンを組み合わせた3層構造になっており、硬めの中央部が腰回りを支え、肩と足の部分は柔らかめで寝返り・寝姿勢をサポートしてくれます。また、下層部で硬さを部分調整してくれるので、体圧分散もしやすいです。
2・自分やパートナーの寝返りによる振動の影響が少ない
密度が高いウレタンフォームを使用することで、身体を各部位で支えるので振動範囲を狭めます。そのため、自分やパートナーの寝返りによる振動の影響を受けにくいです。コアラマットレスに飛び乗っても、ワインがこぼれないという動画がある程です。
3・吸湿性と放湿性に優れた繊維を使用し、通気性を確保
通気性においては、購入者から不満の声が多少あるようです。Twitterなどでもそのようなコメントが見受けられます。“吸湿性と放湿性に優れた繊維を使用し、熱がこもりにくく、湿気を吸収し外に放出することで通気性を確保している”などとホームページには記載されています。
通常のウレタン素材自体は、どうしても通気性の低いものです。コアラマットレスでは、通気性を改善したウレタンを3層構造で使用していますが、やはりウレタン素材そのものの性能的な面が影響してしまっているのでしょうか。
4・抗菌加工が施されている
抗菌加工が施されているのは、このご時世柄には有難いことですね。
さて、気になるお値段や保証・サポートについてです。
【値段】
サイズ | NELLマットレス | コアラマットレス |
シングル | 75,000円 | 82,000円 |
セミダブル | 90,000円 | 92,000円 |
ダブル | 105,000円 | 107,000円 |
クイーン | 130,000円 | 117,000円 |
キング | 150,000円 | 販売なし |
『NELLマットレス』の方が、ダブルサイズまでは『コアラマットレス』よりもお安いですね。
クイーンサイズでは『コアラマットレス』の方が安いですが、キングサイズの販売はないので、大きいサイズが欲しい方は少し悩むところでしょうか。
保証・サポート
『NELLマットレス』『コアラマットレス』どちらにも「120日間の返金保証」が付いていますので安心して購入できますね。
しかし注意点として、『コアラマットレス』は返品の時に、東京・大阪以外だと手数料が1点につき7,500円かかります。『NELLマットレス』は無料で返品できます。
さらに、どちらもマットレスのへたりが出た際には「10年間の品質保証」で交換ができます。
ちなみに、『NELLマットレス』は3cm以上、『コアラマットレス』は2.5cm以上へたりが出た場合に交換してくれるようです。
また、どちらも日本にオフィスがあります。問い合わせサポートも日本語で対応されています。
まとめ
『NELLマットレス』の機能的な特徴
- 腰部分が硬めになっているセンターハード構造
- 高級マットレスの2倍のポケットコイルが、体圧分散してくれる
- 薄いウレタンと不織布を交互に重ねることで、通気性を維持
- 日本産の防ダニ・抗菌・防臭機能を備えた高機能な素材を使用
『コアラマットレス』の機能的な特徴
- センターハード構造、ウレタンの3層構造で寝返り・寝姿勢をサポート
- 自分やパートナーの寝返りによる振動の影響が少ない
- 吸湿性と放湿性に優れた繊維を使用し、通気性を確保
- 抗菌加工が施されている
どちらのマットレスも寝返りをサポートし、体圧を分散してくれることで、身体の負担を軽くしてくれます。抗菌に対しても配慮されています。
ただ通気性に関しては、『NELLマットレス』の方が評判が良いようです。内部が詰まっているウレタンを使用しているコアラマットレスと比較して、通気性の良いポケットコイルを使用しているNELLマットレスが通気性で優っているというのは納得です。
お値段は高めかもしれませんが、睡眠の質を高めたい方や睡眠後の身体の痛みで悩まれている方は、一度お試ししてみるのをお勧めします。
「120日間の返金保証」がどちらのマットレスにも付いているので、そちらを利用し、まず試してみて、合わないようであれば返品する流れが最もスムーズかもしれませんね。
ネルマットレスの特徴や口コミ筆者の体験談については、下記の記事で詳しく解説しているので、気になる方は、ぜひご覧ください!